トヨタ系9社の10年3月期、デンソーなど8社が営業赤字見通し
[東京 28日 ロイター] トヨタ自動車(7203.T)のグループ9社が28日発表した2010年3月期の業績予想は、商社の豊田通商(8015.T)を除く8社が営業赤字になる見通しとなった。
自動車の生産台数が一段と減少する上、円高が収益を圧迫する。各社とも設備投資を大幅に減らすなど、コストの圧縮を急ぐ。
デンソー(6902.T)とアイシン精機(7259.T)、豊田自動織機(6201.T)、愛知製鋼(5482.T)は09年3月期から営業幅が拡大する見込み。09年3月期は黒字を確保した関東自動車工業(7223.T)とトヨタ車体(7221.T)、豊田合成(7282.T)、トヨタ紡織(3116.T)も赤字に転落する。
デンソーの予測では、2010年3月期の日系自動車メーカーの生産台数は国内が813万台(09年3月期は1000万台)、海外が1056万台(同1124台)。合計で前年比255万台減少する。日系メーカー以上の不振に直面する米ビッグスリーの生産も回復は期待できず、アイシン精機はパワートレイン関連、豊田自動織機はカーエアコン用のコンプレッサー、トヨタ紡織は内装品などの売り上げが軒並み減る見込み。
円高も収益を圧迫する。デンソーは通期の為替レートをドル/円95円、ユーロ/円125円で設定。前年に比べて200億円の減益要因となる。
各社とも今年度は増産投資を控え、設備投資を大幅に減額する。デンソーは前年度の3144億円から1560億円に、アイシン精機は2202億円から1000億円に、豊田自動織機は1044億円から400億円に半減。減価償却の負担を軽くして固定費の削減につなげる。










