[ロサンゼルス 8日 ロイター] トヨタ自動車7203.Tのハイブリッド車「プリウス」のブレーキ不具合問題で、初の集団訴訟が起こされた。
集団訴訟を起こしたのは、2010年型のプリウスを所有するエレイン・ミラー氏。損害賠償とトヨタに対する修理命令を求め、5日にカリフォルニア州ロサンゼルス郡地裁に集団訴訟を起こした。
損害賠償の請求額は特定されていない。
ミラー氏の弁護士ダニエル・ウォーショー氏は8日、カリフォルニア州に住む2010年型プリウスと、同車と同じブレーキシステムを採用している2010年型「レクサスHS250h」の所有者すべてを代表して訴訟を起こしたと述べた。
トヨタの広報担当は訴訟に関するコメントを拒否した。
トヨタのリコール問題をめぐっては、リコール発表から2週間あまりで少なくとも30件の集団訴訟が起こされている。