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ビジネス

世界経済、コロナ危機の峠越す 来年は4.2%の成長=OECD予想

[パリ 1日 ロイター] - 経済協力開発機構(OECD)は1日、最新の世界経済見通しを発表した。新型コロナウイルスが再び多くの国で猛威を振るっているが、ワクチンの開発進展や中国主導の回復を背景に見通しが改善した。

経済協力開発機構(OECD)は1日、最新の世界経済見通しを発表した。新型コロナウイルスが再び多くの国で猛威を振るっているが、ワクチンの開発進展や中国主導の回復を背景に見通しが改善した。コロナウイルスのイメージ写真。(2020年 ロイター/Dado Ruvic)

OECDは来年の世界経済の成長率を4.2%、2022年は3.7%と予想した。今年は4.2%のマイナス成長を見込む。

9月時点では2020年はマイナス4.5%、21年は5%のプラス成長を予想していたが、欧州や米国が新型コロナ感染第2波に見舞われていることを受け、来年の見通しを引き下げた。

OECDのチーフエコノミスト、ローレンス・ブーン氏は「われわれは危機を脱したわけではない。まだパンデミック(大流行)の真っ只中にあり、政策はまだすべきことが多くある」と指摘した。

OECDは中国の力強い回復がけん引し、世界の国内総生産(GDP)は2021年末までに新型コロナ危機以前の水準に戻ると予想した。

しかし国によって大きなばらつきがあり、多くの国・地域では2022年のGDPが危機前の水準を約5%下回るとみられている。

今年プラス成長が期待されるのは中国だけで1.8%の伸び率となる見込み。9月の前回予想からは据え置かれた。2021年に8%へ加速した後、22年は4.9%に減速すると予想した。

米国のGDPは今年3.7%減となり、2021年は3.2%、22年は3.5%のプラス成長に戻るとしている。新たな財政刺激策が打ち出されることが前提となっている。9月時点の予想では今年の成長率がマイナス3.8%、来年はプラス4%だった。

ユーロ圏の今年のGDPは7.5%減と予想した。ロックダウン(都市封鎖)の再導入で多くの国で景気が二番底に陥るとみられる。2021年は3.6%、22年は3.3%のプラス成長を見込む。

9月の予想では今年がマイナス7.9%、来年はプラス5.1%だった。

日本成長率見通しは今年がマイナス5.3%、21年プラス2.3%、22年がプラス1.5%。9月時点は今年がマイナス5.8%、来年がプラス1.5%だった。

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