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September 21, 2018 / 3:26 AM / 2 months ago

シンガポールは、今年もF1の成功に沸いた

今年も大成功に終わったシンガポールグランプリ。過去最高に迫る数のファンがレースの熱狂と大都市の光きらめく優美な景観に酔いしれた。

主催者によると、金曜日から日曜日の3日間で、きらめくスカイラインを背景にシンガポールの金融街の中心を走るマリーナベイ・ストリート・サーキットに押し寄せたファンの数は26万3千人にのぼった。

11年の歴史の中で、2番目に多い集客数である。シンガポールグランプリはあらためて、ファンに愛される、F1全21レースを代表するイベントであることを知らしめた。

2018 F1 シンガポール航空・シンガポールグランプリ。Zone4、パダン・ステージでの音楽イベント「Martin Garrix」(2018年9月16日)。

レース後の公式プレスリリースも以下のように伝えている。「シンガポール航空主催、F1シンガポールグランプリ2018は、その11年の歴史において過去2番目に多い3日間の集客数を記録し、東南アジア地域はもちろん、幅広く国際的に支持され続けていることを示した」

11年連続開催により、ますますイベントとして成熟しているとも評された。さらに、今年の集客数が過去10年間のレースの平均よりも3.5%増となったことにも触れられている。

メルセデスのドライバー、ルイス・ハミルトンと、好敵手であるフェラーリのセバスチャン・ベッテルが、チャンピオンシップをかけて火花を散らした。

いずれも過去4度の優勝経験を誇り、5度目の優勝をかけた勝負。これはF1史上初であり、大いに観衆の関心を集めた。

そして、シンガポールのビジネス、ライフスタイル、娯楽、観光の拠点としての名声もイベントにファンを呼び込むことに一役買った。

今年もレースのエンターテイメントには、世界的な顔触れが揃った。

予選直前には、リアム・ギャラガーが、かつてフロントマンを務めたオアシスのヒット曲「ロックンロールスター」、「スーパーソニック」、「ワンダーウォール」で聴衆を熱狂させ、さらには人気曲「サム・マイト・セイ」をルイス・ハミルトンに捧げた。

その観客の熱狂を引き継いだのはザ・キラーズ。さらに、ジェイ・チョウやデュア・リパ、マーティン・ギャリックス、そしてシンプリーレッドが名を連ねた。

市街地サーキットの最終コーナー、ターン23外側に位置する、新たなライフスタイル拠点「Twenty3」からは、見事にライトアップされた天井の下、レース開始そして最後の直線が一望でき、非常に人気の観戦スポットとなった。

「Twenty3」スイートにて

高名なシンガポールF1パドッククラブ(TM)には、世界的名声を誇るNobu、ニール・ペリーによるRockpool、さらにTarte by Cheryl Koh、COMO Cuisine、香港のStockton Barなどがあり、今年もラグジュアリー、ホスピタリティを完全に体現して見せた。

上位6チームがスタートとゴールで変わらなかったことは、レースそのものの素晴らしさから考えると、少しばかり残念だったが、2018年のシーズンにおいて、重要な分岐点として位置づけられるレースになったことは間違いない。

結果はハミルトンが勝利。ベッテルは3位にとなったため、40ポイントもの差がついた。

多少気が早いかもしれないが、ハミルトンはもはやレースに勝利しなくてもタイトルを獲得できる圏内まで来ている。

彼の土曜の予選レースでの素晴らしい走りが、日曜の勝利につながった。

ベッテルがもがく中、妙技を駆使してシンガポールのダウンタウンの光の中を駆け抜けたハミルトン。厳しい市街地コースで史上最速のラップを記録して、ポールポジションをもぎ取ったのである。

「シンガポールは美しいコースで、とても感動しています。本当に。胸が高鳴っています」ハミルトンは語った。

「最高のコースですよ。非常に困難、シーズンで最難関のコースですね。モナコにステロイドを打ったようなものです」

マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで開催されたF1シンガポールグランプリ。レースの勝利を喜ぶメルセデスのルイス・ハミルトン(2018年9月16日)。写真:REUTERS/Edgar Su

おそらく、シンガポールグランプリの魅力と、成功し続ける理由を最もうまく表しているのは、ベテランジャーナリスト、デイビッド・テレメインによるF1公式ウェブサイトでの発言であろう。(10 thoughts on singapore and beyond

「コースは見事で、シンガポールは魅力に溢れている。イベントも文句なしで、今年はリアム・ギャラガーやザ・キラーズ等が参加したライブを含む、レース外のエンターテイメントも素晴らしいかった」

「シンガポールグランプリは定着したイベントに成長した。恐らくこれからも、永く続いていくだろう」

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