[香港 15日 ロイター] 香港のビクトリア湾で人々の目を楽しませていた巨大なアヒルのアート作品「ラバー・ダック」が14日、突然しぼみはじめた。その時に撮影された写真には、「100万ドルの夜景」をバックにどこか悲しげな表情を浮かべるアヒルの姿が写っている。
ラバー・ダックは高さ16.5メートルで、オランダのアーティスト、フロレンタイン・ホフマン氏が制作した。2007年に作られて以来、これまでに日本、ニュージーランド、ブラジルなどを旅し、今月2日に香港に到着した。
15日には完全に空気が抜け、修理のためクレーンで引き上げる作業が行われた。複数の部品が故障したことが原因とみられている。
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